スーパーウォール工法について

SW工法

スーパーウォール工法は建材メーカーのLIXILが開発したもので、アイ建築工房でも採用しています。木造軸組工法をベースに、高い断熱性能や耐震性能をプラスした工法です。高気密・高断熱・高耐震を叶える、快適で安心な住まいを実現します。

SW工法の特長

1. モノコック構造

一般的な木造軸組工法では、柱の間に「筋交い」と呼ばれる突っ張り棒を組み込むことによって耐震性を確保しています。一方、SW工法では耐震性能を持つパネルを貼り付け、住まいの壁全体を使って「面」で支える構造です。

これは航空機や自動車のボディの技術から発達した構造で、外から大きな力が加わっても建物全体に分散させるため、変形しにくく歪みやくるいに強いという特長があります。

台風や地震に強い高耐震構造で、暮らしの安心を守ります。

▼一般的な在来工法(筋交い補強)

▼SW工法(モノコック構造)

2. 温度差が少ない

SW工法では一般的なグラスウールのおよそ2倍の断熱性能を持つ、硬質ウレタンフォームを使っています。この断熱材で建物全体を覆っているため、まるで魔法瓶のように室温を保つことができます。

たとえば、冬の室内のように“リビングは暖かいけど廊下は寒い”といった部屋間の温度差はもちろん、同じ室内でも“上の方は暖かいのに足元は冷える”という上下の温度差も少ない快適な環境を保ちます。

サーモ

3. 省エネルギー

断熱性能・気密性能の高いSW工法の家は、冷暖房の設定温度と体感温度の差もほとんどありません。そのため少ないエネルギーで効率よく快適に過ごせます。

暑い夏も冷え込む冬も、必要以上に冷暖房の設定温度を上げ下げすることなく、心地よく暮らせるので光熱費の節約にもつながります。

設定温度と体感温度の差

4. すぐれた遮音性能

SW工法の家は高気密施工です。さらに高断熱サッシ・複層ガラス仕様などによってすぐれた遮音性能を発揮します。

車のエンジン音や犬の鳴き声など外からの騒音、また家の中から外への音漏れの心配といった、音ストレスの要因になるものは様々です。それらを減衰させ、音を気にすることのない快適な室内環境を実現します。

▼外からの騒音を減衰

外の音を減衰

▼外への音漏れを減衰

中の音を減衰

5. 健やかな空気環境

健康な暮らしのためには、住まいの空気環境を考えることも重要なポイントです。
PM2.5や花粉・カビ・ダニといったアレルゲンの対策として、住まい全体の通気・換気を計画的に行うことで清潔な空気環境を守ります。

その仕組みは気密性の高さがポイント。
住宅の隙間を少なくすることで、外気と共に出入りするホコリや花粉を大幅にカットします。また余分な外気の侵入がないことで空気のムラをなくし、住まいの隅々まで換気。

空気のよどみが少ない住宅では、カビやダニの繁殖を抑える効果も期待できます。

▼気密性が低い住宅では、隙間から侵入する外気によって空気の流れにムラができ、隅々まで空気を入れ替えることは難しい

▼SW工法の住宅では、高い気密性によって全体の計画的な換気を行うことができ、空気のよどみを少なくすることが可能

6. 災害に強い

日本は災害の多い国です。そこで住宅を建てるとき、災害への備えを考える方は多くいらっしゃいます。
SW工法の家は高耐震構造に加え、パネルは木造建築では最高の壁倍率5倍*。さらに高い気密性能がありますので、台風・豪雨など風や水による自然災害にもその強さを発揮します。

*壁倍率…建築基準法で定められている、耐力壁の強さを数値化したもの

▼制震仕様パネルのご用意もあります

制震仕様パネル

7. 住み継げる家

忘れてはならないのが耐久性。
住宅の強度低下や劣化の主な原因は腐食です。室内の湿気が壁を通過して断熱材の中で結露が起きる場合があり、その結露によって腐朽菌が発生、接している柱や土台が腐食してしまいます。

しかしSW工法の家で使用している断熱材の硬質ウレタンフォームは、断熱性だけではなく耐湿性にもすぐれた素材です。湿気を通しにくい断熱材、そして通気層のある構造により壁の内部結露の発生を抑え、高い品質を長持ちさせます。

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