2022年7月20日コラム

シューズクロークのある家

いつもスッキリ片付く玄関に！
シューズクロークのある家

こんにちは！今回のコラムでは、新築を考え始めたけれど、なにから始めよう…どんな住宅を建てよう…とお悩みの方へのヒントとなる、家づくり「ｉ」デアとして、おすすめの間取りやアイテム、平屋暮らしについて、暮らしを楽しむための家づくりについてを配信していきます。

mokuji

シューズクロークでいつもスッキリ！な玄関に

「家の顔」と言われるくらい、家の印象を決める空間。それが「玄関」です。そんな玄関はいつもスッキリと片付いて、快適な空間にしたいですよね！そのために必要なのが、しっかりと「収納計画」を考えること。今回は、そんな玄関収納の中でも特に収納力が高い「シューズクローク」についてご紹介します！

「ウォークイン」or「ウォークスルー」

一言にシューズクロークと言っても、大きさや通り抜けができるかで、収納力や快適性が変わってきます。ここでは、より収納力が高い「ウォークイン」タイプとより快適に使える「ウォークスルー」タイプのシューズクロークについて説明します。

ウォークインタイプ

ウォークインタイプは人が中に入って動ける大きさのシューズクロークのこと。靴を収納するための棚はもちろん、お出かけグッズやベビーカー、除雪道具など、様々なものをたっぷり収納できるのが特徴です。

ウォークスルータイプ

ウォークスルータイプは、人が中に入って動けて、更にシューズクロークを通って別の空間につながっているのが特徴です。ウォークインと比べると壁面が減る分、少し収納力は落ちますが、動線が良いのが一番のメリット！帰ってきたら、靴を脱いで、荷物を置いて、上着をかける、といった動作をスムーズに行うことができます。

シューズクロークの「扉」は何が良い？

おすすめは「引き戸」

シューズクロークは玄関に入ってすぐ横に配置するため、開き戸にしてしまうと、玄関ドアと干渉したり、玄関に置いてある靴とぶつかったりしてしまいます。引き戸であれば、その心配がありません。またウォークスルータイプであれば、普段は引き戸を開けたままにして、家族玄関として使うことで、より動線の良い間取りとなります。

オープンタイプ

扉を付けない、オープンタイプのシューズクロークもあります。あえて扉を付けないことで、出入りがしやすく、収納したものをサッと取り出すことができます。また、扉をつけないことでコストダウンにも。ただし当然、収納しているものが見えてしまうため、いつも整理整頓しておく必要があります。

「ロールスクリーン」も人気

オープンタイプにロールスクリーンを付けるのも人気です。扉までは必要ないけれど、目隠しは欲しい…そんな時にロールスクリーンが活躍します。インテリアに合ったデザインのロールスクリーンを探すのも楽しいかもしれませんね。

「シューズクローク」
採用のポイント

「シューズクローク」採用のポイント

プランをしっかり考える

シューズクロークを快適に使うためには、通路は60cm以上、棚の奥行きは30cmくらいが一般的と言われています。また、家族の人数や収納したいものの大きさに合わせて、必要な大きさが変わってきますので、シューズクロークのスペースが確保できる間取りなのか、自分たちに必要なサイズはどれくらいなのか、住宅会社の方と一緒にしっかりプランを考えることが大切です。

予算に合わせて規模を考える

シューズクロークをつくるとなると、やはりその分コストもかかります。全体の予算のことも考えながら、自分に合った大きさのプランを考えましょう。

シューズクロークに何を収納するか事前にしっかり検討

収納は小さすぎても大きすぎても快適に使うことができません。使いやすいシューズクロークをつくるためには、プラン段階で、そこに何を収納するのか、どうやって使いたいのかをしっかりと検討しましょう。使い方に合わせて棚の数を決めたり、コートを掛けられるハンガーパイプをつけたりと、家族の使い方に合わせてカスタマイズしていくのがおすすめです。

まとめ

玄関をいつもスッキリ片付く空間にすることができる「シューズクローク」。より収納力を重視する方は「ウォークインタイプ」、スムーズに動ける生活動線を重視する方は「ウォークスルータイプ」のシューズクロークがおすすめです。また、シューズクロークを計画する際には、家族がどんな使い方をするのか、何を収納したいのかを事前にしっかりと考えることで、自分たちに必要な大きさや、カスタマイズの仕方が見えてきます。新築したマイホームでの暮らしを考えながらプランしてみましょう。